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子午線の祀り 久留米公演の舞台写真とお客様の声

2021年3月7日(日)、8日(月) ザ・グランドホールにて「子午線の祀り」を上演しました。久留米公演の舞台写真とアンケートでのお客様の声を一部ご紹介します。

 

 

≪お客様の声≫

コロナ禍で引きこもりがちな生活でしたが、舞台が観られたことはとてもありがたいと思いました。(50 代)


とても楽しみにしていました。そして期待以上の素晴らしさでした。平家物語に詳しくはないのですが、昔のことであり現在の話であり、知らない人の話であり私の話であり。地球、天体、海、月それらが互いに影響しあって一体となって。とても悠久の彼方を感じさせるおはなしでした。演者さんが客席からステージに上がって始まり、最後客席の間を通って帰られるというのも寄せて返す波を連想しました。話の内容もそれぞれに人間関係があって、やっぱり戦わないといけなかったのかなあ、死なないといけなかったのかなあ、と思うくらいに一人ひとりに感情移入してしまいました。みなさんの所作と声の響きの美しさと、日本語の美しさをあらためて感じました。(50 代)


子供達が、「すごかった!連れてきてくれてありがとう!最初は言葉がわからなかったけど、途中から言葉が分からなくても面白くなって夢中になって観た」と話してくれました。最後に出演者の方々が出てきたときの立居振る舞いがかっこよく素晴らしかったと感動していました。家に帰ってからは、日本の歴史について話し合って、親子共々、充実した日になりました。子午線の祀りの意味も分かり、観に行ってよかったです。(40 代)


久留米公演ありがとうございました!高校を卒業したばかりで最高の卒業祝いとなりました。源平合戦は学生の頃かじる程度習いましたが、詳しくは分からなかったので、今回の子午線の祀りで物語としてわかりやすく知ることが出来ました。これを機にもう一度源氏と平氏について勉強しようと思いました!(10 代)

 

コロナ禍の中 久留米公演をしてくださって、出演者スタッフの皆さまに感謝いたします。見終わって、圧倒的なパワーを受けました。演劇ができない中でも皆さまが公演に向けて努力をなさっていたことが、動きのひとつセリフ覚えなどから伝わってきました。学生時代にしか触れることのなかった日本語、古典の言葉のパワーが演じ手の皆さんから、ビンビン伝わってきました。地球の地軸から天空に向かうパワーは自分の足元に宿っている!しゃんと生きていこうと思えました。(50 代)

 

「子午線の祀り」は、今回はコロナバージョン演出ということで時間が短縮され人数も絞られてエネルギーが凝縮されているから「こそ」なのか、「人の力ではどうにもならなかった運命の悲しさ」と、「天運を変えるべく互いにギリギリまで足掻き続ける人の持つ力の強さ(それがどんなにそれまでの常識から外れたことであろうとも、非道であろうとも)」の両方を強く感じました。コロナ禍で否応なしに生活やあり方を変えられてしまった、自分達の現状とも重なるものもどこかに感じました。(50 代)

 

 

写真撮影:RANGE Picture 仲朝芳

2021年04月13日