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こどものあそびばレポート (2024年6月1日)

「こどものあそびば」は、こどもたちがコミュニケーション能力、想像力や表現力を育む機会となることを目指し、2022年6月から実施しているプログラムです。


2024年6月1日(土)に石橋文化センターの小ホールにて開催した「こどものあそびば」の様子をご紹介します。

この日、一緒に遊んだアーティストは、まさきち(真吉)、なぁな(古賀 菜々絵)、マッスィー(五島 真澄)、ぶるーの(青野 大輔)、だん(松永 檀)の5人です。参加した子どもたちは20名。劇作家・演出家の田村さえさんのレポートをお届けします。
 

今回の「こどものあそびば」は、石橋文化センターの小ホールで開催。
子どもたちがやってきて、絵を描いたりブリッジしたり。

今日は何して遊ぼうか?
最初は【こども・いえ・たいふう】をやってみることに。
二人組で家をつくって、子どもが中に一人。

鬼が「子ども!」と言ったら子どもが移動。「家!」と言ったら家が移動。
「台風!」と言ったらみんなバラバラになって、また新しい町をつくる遊び。

やっていくうちに……家に子どもが1人じゃなくてもいいのかも?

家族がたくさんいるお家だね。

二人組で作っていた家が大きくなったり、

「こっちも入居できますー!」と、新しく家を建てた声も。

少しずつルールが広がっていく。

つづいては、テープで島をつくって……

島のおにごっこ【しまゲーム】がスタート。
鬼がいっぱいいると、だれが鬼なのかわからない!となり、途中でルールを変更。
ひとりずつ鬼がチェンジしていくスタイルに。

あっ、島が増えてる!

お水休憩タイム。ステージでごろごろする人たちも。

突如、【色おに】が始まる。

誰かの服の色を見つけたり、さっき絵を描いてたから、ペンを触ってみたり。

一つの部屋の中にも意外と色が見つかるね。
 

そして……。

なぁなが、絵本を持ってステージに。
本を読む声に合わせて、マッスィーがカホンを叩いてる。
『おどってる?こまってる?』

このぶるーのは、踊ってるように見えて……耳に水が入って「困ってる!」

みんなが見ている中で、踊り出す大人たち。
一緒にカホンを叩きにきたり、リズムに乗る子どもたちも。


途中、ぶるーのに「こまってる人」という紙が提供される。

ダンスしたり、メガホン作ったり。最後はステージも観客もみんな好きに動いて、

不思議な『おどってる?こまってる?』タイム。

衣装や楽器を工作で作ってみよう!と、それぞれ工作にとりかかる。
「おもけ」という名の楽器だそう。おもけ!

途中途中で「ピンポンパンポーン お知らせでーす!」と、入っちゃいけない場所や、水分補給を促すお知らせをしてくれる子も。

こちらはカホンを叩いたら、風圧で動く「いたずら空気砲」。
バチを置くための収納が増えたり、ちょっとずつ改良を繰り返している木琴。

叩いたら音が鳴る鎧を着たぶるーのに戦いを挑む者たち。

紙飛行機を作ったり。

ここで、突然の鉄道クイズタイムです!「京急では何本線があるでしょう?」

「つくってる?おどってる?」とリズムに乗ってなぁなが歌い、打楽器隊が鳴らしていく。ステージに集まってなんとなくリズムに乗り、踊ったり、叩いたり。
力作の『お姫様の
キャラクター』と『猫』もランウェイへ。

そろそろ終わりの時間がやってきた。
最後はふたたび、鉄道クイズで締めくくりました。

またみんなで遊ぼうね。
 

2024年の「こどものあそびば」は、7月13日(土)・14日(日)・20日(土)にも開催。
7月14日(日)はシティプラザを飛び出して、城島総合文化センターで行います。

このレポートを読んで「参加したい!」と思った子は、ぜひ応募してね!

★「こどものあそびば」の応募方法などはこちら
 

 
 
 
田村さえ
田村さえ(劇作家・演出家、灯台とスプーン代表)
2015年より灯台とスプーンを結成。女性をはじめ社会の中で生きづらさを感じる人々の姿を描いた作 品を上演している。近年では子ども向けワークショップや高校演劇の外部指導顧問などの活動を通し、 演劇創作の面白さを伝える。